実用設計案 1

この回路で実験してみたいと思います。

FM用モールス発振器

ローカルで,FM機で電信できたら面白だろうということになりました。
で,とりあえず基礎実験。動作してました。

失敗1
AF入力のカップリングを0.1μFにして,直接LM386に入れたら,どうも過大入力で386を壊したようです。
異状発振もありましたが,このせいかもしれません。??

失敗2
技術的な失敗ではないのですが,発振が電源9V+αから。
移動での実用性を考えると,9V電池で不安なのは残念でした。
ローカルのわが師は,低電圧の別回路です。やっぱり先達は,良く先を読んでました。

実験回路 1

ユニバーサル基板レイアウト

実験回路 2 ・・・9V版

変更点
R3を100Ω,C3を10μFに変えています。C3の両端の電圧をVRの高抵抗で検出するLPF動作なので,
R3の抵抗値が大きいと動作の誤差も大きくなりそうでした。

とりあえず動作しました。何とか実用に耐えられそうです。
1. NE555の3pin出力は約1kHzの方形波です。教科書どおりです。
2. R3,C3のLPF出口では,ほぼ三角波で,TA7368P出力3pinまでリニアに増幅されます。
 高調波が減衰していることが解ります。本当は,正弦波に近くならないかと考えたのですが,無理
 だったようです。
3. SP入力端では,波形が少し丸くなりました。
 C55を10μF以下にすると,基本波の減衰が大きくなって尖がり波形に変わります。
 逆にC55を100μFにすると,丸くなった波形が三角波に近くなり,尖がりもできます。感覚的には,
 さらに丸くなりそうなのですが,違ってました。

もう一つの疑問は,VR値を変えてもSP入力端の波形が変わることです。調べてみます。

出てきた音は,「プー」という感じで,金管楽器のような艶を感じる音です。
「ツー」という澄んだ音ではありませんが,「ビー」という耳障りな音でもありません。

この回路を基にして,実用設計をして見ます。
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