MOSFETの簡易実験             HOME

 トラ技2020年5月号の特集の中に、MOSFET‘BSS138’と‘BSS84’を使い、ゲート電圧とドレイン電流の関係の感覚をつかむためにモーターを回してみる実験があります。
 手元にモーターがなくて買うのももったいないということで、直接ゲート電圧とドレイン電流を測ってみました。結果は右表のようになりました。これをよくある‘Id-Vds特性’にプロットしてみると訳がわかりません。一定のパラメータでサーベイした曲線がないので、尤もだと考えられます。
 あくまで簡易実験ですが、ゲート電圧を上げるとドレイン電流が増えることは確認できました



 なお、この実験をわざわざサイトに上げたのは、久しぶりのホームページいじりで、EXCELで回路図を描けるかとか、回路をサイトページに転載できるかとか、諸々の練習も兼ねています。
Vgs VR2 IR2(計算値) Vds
[V] [V] [mA] [V]
2.67 0.49 14.8 2.51
2.66 0.45 13.6 2.55
2.64 0.40 12.1 2.60
2.62 0.35 10.6 2.65
2.59 0.30 9.1 2.70
2.56 0.25 7.6 2.75
2.54 0.20 6.1 2.80
2.51 0.15 4.5 2.85
2.48 0.10 3.0 2.90
2.45 0.05 1.5 2.95
2.36 0.00 0.0 3.00

実験回路